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トップ > FX 外貨準備高 > FX 外貨準備高 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月19日 2時)

今週の話1114

最近このパターン多いっすね・・・今週の話です。


今週の目玉は・・・・


やっぱ週末のG20の金融サミットですかね。まだこれからだけど。
G20ってどこの国か知ってますか?G8のアメリカ、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシア、の8ヶ国に、オーストラリア、ブラジル、インド、中国、インドネシア、韓国、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン、そしてEU(ヨーロッパ連合)が加わります。

日本が持っていく手土産の目玉は外貨準備による融資ですかね。日本の潤沢な外貨準備をIMFに貸しますよ、ってやつ。で、他にも外貨準備いっぱいある中東や中国なんかも一緒に貸そうぜ!と呼びかける。IMFはこれからあっちこっちの国でお金の困っている国に資金を供給しないといけないですからね。

中国にも注目です。あそこの国は本当にしたたかです。なめてると簡単にやられます。外交の実力や政府のレベルは日本よりずっと上なんじゃないかな・・・今週早速、サミットを前に大規模な景気対策を発表しました。「サミットでの発言権を高めるため」とか「注目をひきつけるため」とか「日本の掛け声なんぞに乗って外貨準備を拠出するようなマネをしないための布石」なんて声も聞かれてますが、ともかく57兆円という規模は迫力があります。57兆円ですよ?57兆円規模の景気対策?聞いた瞬間、耳を疑うほどです。日本の、みんなに12,000円配ってみるとか、高額所得者は辞退してとか、いくらから高額所得者なのかとか、カップラーメンの値段も知らん総理大事に経済が分かるのかとか、ただ単に選挙前に金をバラマキたいだけだとか、そういったレベルの話とは違います。

日本の税収は50兆円ちょっと。これを全部突っ込んでも足りない金額です。日本の場合は政府に50兆円ちょっとの税収があって、50兆円ちょっとの収入しかないのにバカみたいに無駄な使い方をして結局80兆円くらいを使う、というふざけた財政を行ってます。足りないじゃない!って?そうですよ。皆さんの収入が50万円で、支出が80万円だったらどうしますか?借金するしかないですよね。毎年20~30兆円の借金をして、つまり国債を発行してお金を借りてます。ちなみに80兆円使ってるうち、20兆円はなんと借金の元利払い・・・失笑。うち10兆円は借金の利息支払い・・・どんな国だよ・・・

ともかく中国は57兆円規模の景気対策をやると言った。でも、実際に突っ込むのは、12~15兆円という声もあったりします。私もまだ把握しきれてないんですが。そのくらいの金額を来年中、くらいの感じで突っ込む(実際には四川大地震の復興資金も含まれているので既に一部は投入されているわけですが)という計画で、この財政投資が更なる投資を呼び、57兆円規模になるだろう、なーんて話だったり、実際にはインフラ整備が中心で、鉄道整備だけでも20兆円規模なんて声も聞こえてきます。まぁハッキリしているのは、私は内容や全貌がハッキリと理解できているわけではない、ってことだけですかね。ただ、オリンピック関連投資が全部で4兆円くらいですからね。4兆円突っ込んで5兆円の経済効果、って言われてます。たとえ10兆円であったとしても、って話です。「中国は北京オリンピックまではカタイ、でもオリンピック終わっちゃったらもーダメ」な-んて言ってた人はいっぱいいましたが、そういう人は今回の景気対策で、突っ込まれる金額はオリンピックよりもずっと多い金額がずっと短期間で投資されるわけですから、もっと騒いでもいいはずなのにね・・・そういう人も多くがウケウリだったりして、「いろんな人が言ってる」って割にはCDSみたいに重複が多くて、たった1人の人が言ったことをたくさんの人がウケウリで言ってたり・・・なんて可能性もあったりして。5人の専門家が言ったつまらないが当を得た解説と、1人の専門家ぶった素人が言ったおもしろいがメチャクチャな解説、で後者のほうが大衆受けしまくって、ウケウリでそのまま喋る人が増えまくって、100人の人がウケウリで後者のほう話し、1000人の人がその話題をすることで、後者のほうが「みんなそう言ってる」とか「大方の見方は・・・」とか「・・・と見ている人が多い」なんてことになっちゃったりしてね。これって投資の世界ではよくあることのように思います。まぁいいですけど。あとはやっぱり中国ってこの辺が日本よりうまいよなぁ、と妙に感心。金融政策なんか見ててもすごいレベル高いと思うんですよね。もちろん強引なところはありますが。

金融政策で言ったらインドなんかもちょっと、オッ!って思いますけどね。うまいと思います。動きも早いしね。ちょっと前までインフレ懸念が・・・って繰り返してきたのに、急に「物価は下がるだろう。というわけで景気対策に舵をきります。」と名言して利下げ&金融緩和。これなんか鮮やかだったと思います。「物価は下がっていくかも」「下がっていくのではないか」とかじゃなく、下がるでしょう、みたいな。そこは異論ないでしょ、下がるっしょ、もう下がるって前提で走りますよ、いいですか、こっから先は景気対策にウェイトを移しますよ、経済をもっともっと成長させていかないといけませんからね、みたいに聞こえます。

ブラジルもうまいです。ダテに長期のハイパーインフレと闘ってきてない、という感じでしょうか。ブラジルは経済もすごく強いですしね。経済構造もバランスいいし。強いって言うよりタフって言ったほうがイメージに近いかも。その足腰の強さとか頼もしさときたら、一昔前のブラジルからは想像もできないほどです。今、私の中ではBRICs4ヶ国で一番安心感あります。「株価で判断する人」には分からないかもしれませんが・・・

つらいのはロシアかなぁ・・・最近いい話聞かないです。ロシアは原油価格が上がらないとどうにもね・・・ブラジルのような工業国の面とかもないしね。採算ラインは原油価格で20ドル台らしいですが(中東諸国の原油の採算ラインは1バレル10ドル台)、今のロシアは原油で儲けたお金を使っていろんなことをしているわけで、採算ラインギリギリじゃその辺の分のお金が足りなくなるわけで、困っちゃうわけです。

アメリカは・・・スワップでドル資金供給する対象国を増やす感じ?でも、こないだも書きましたが、どこもかしこも全部ってわけにはいきませんからね。ここがアメリカの交渉の武器になるんでしょうね。アメリカからのドル供給のスワップさえついちゃえば全然OK余裕、でも無いとちょっとやばいかも・・・って国は結構あります。新興国の格付けはバリバリ引き下げられてますしね。とばっちりで巻き込み注意でユーロが売られたりしてね。でも、アメリカは何と言ってもまず、自分のところの火を消さないと、ということでしょう。まずは足元の火を消さないことにはね。今週も金融安定化法案を巡ってすったもんだがありました。


私は先週、世界恐慌だ未曾有だ、というほどじゃないんじゃないの?=楽観的
な感じをしましたが、
別にすぐにトンネルを抜けるだろうとか、今回の問題はたいしたことないとか、もうすぐ混乱は収まるだろうとか、そんな風に思っているわけではないです。恐慌か楽観の両極端しかないような議論が多いような気がしますが、私はその中間だと思いますし、トピックによって楽観・悲観を整理したほうがいいような気がします。

私は金融市場の問題については、むしろどっちかって言うと悲観的に見てます。今回の金融市場を大混乱がおさまるにはまだまだ時間がかかると思いますし、これからまだ一波乱、二波乱あると思います。実体経済の悪化があって、景気が悪くなる、のもそりゃそうだろ、って思います。でもね、だからと言ってそれと恐慌は別。恐慌ってのはそんなもんじゃない、というのが先週の話。だから心配いらないよってことではないです。一方で、だから投資はもうダメだ!もうこれまでのやり方は通用しない!なんてこととにはならないと思ってます。別に長期投資ってこういうのを何年かに1回乗り越えなきゃいけないものなんじゃないの?それが普通なんじゃないの?って思います。

どうも世の中にはこんな感じの人が多いような気がします。
①今回の金融市場の問題には楽観的で、
②今後の経済には超悲観的(=恐慌突入)、
③投資にも超悲観的(=これまでの全ての定説・定理・データが当てはまらない、どこまでも深い闇へ)

私はそれが全く逆で
①今回の金融市場の問題には悲観的で(まだまだダメっしょ)、
②今後の経済にはニュートラル(好景気・不景気を繰り貸すこと自体が普通の状態)、
③投資には楽観的(=別にこれまで通りでいいと思う。これまでの全ての定説・定理・データが当てはまらないとは思わない。普通に何年かに1回起こることだと思う。もちろん今後も。)
こんな感じです。

なんか今日の話はすごい抽象的になっちゃったかも・・
まぁ何はともあれ、落ち着いて。


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年11月15日 0時10分

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今週の話1108

今週の話です。


まずは筑紫哲也さん死去。すごいショックでした。超アフォだった私がやっと世の中のことが少しずつ分かるようになって、ニュースを見るようになって、最初に「この人いいなぁー」とか「この人みたいな見識を持ちたい」って思ったのが筑紫哲也さんでした。物凄く寂しい気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈りします。


で、アメリカ大統領選挙はオバマ氏圧勝。これについてはもういいでしょう。私の関心は財務長官だけ。


出てくる経済指標は実体経済の悪化を示すものばかり。まぁ・・・景気悪いよね。

でも、「未曾有」?100年に一度って言うほど?

例えばですね、昨晩発表されたアメリカの失業率が6.5%で、14年ぶりの高水準・・・って今朝の日経にも1面で書いてありました。確かに6.5%の失業率って近年のアメリカにはないほど低いです。でもさ、過去のアメリカの失業率の推移ってこんな感じです。

1980:7.18%
1981:7.62%
1982:9.71%
1983:9.60%
1984:7.51%
1985:7.19%
1986:7.00%
1987:6.18%
1988:5.49%
1989:5.26%
1990:5.62%
1991:6.85%
1992:7.49%
1993:6.91%
1994:6.10%
1995:5.59%
1996:5.41%
1997:4.94%
1998:4.50%
1999:4.22%
2000:3.97%
2001:4.74%
2002:5.78%
2003:5.99%
2004:5.54%
2005:5.07%
2006:4.61%
2007:4.64%


6.5%ってさ・・・「100年に一度の」とか「未曾有の」とか言う時の材料に使われるほどの数字じゃないよね。ちょっと前まであったじゃん。世界恐慌の時の失業率25%、とかなら分かりますよ。上の列にいきなり25.00%って数字が出てきたらオイオイ・・・スゲーなオイ・・・みたいになるけどさ。

あと、昨日の日経の1面はIMFの見通し修正が出てましたね。今週、IMFが世界経済の見通しを下方修正しました。前回は10月に発表したばかりで、わずか1ヶ月で下方修正。どう変わったかって言うとこう変わりました。

IMFWEO200811.bmp
(クリックすると大きく表示されます。見にくければ一旦画像をダウンロードしてご覧ください。)


表の数字はGDPの前年比成長率で、単位は%。1980年から2007年までの実績と、2008年以降、つまりこれから先の予想です。グレーの部分が10月に発表した2008年~2013年までの予想、で水色の部分が今回下方修正した今年2008年と来年2009年の予想。で、黄色がその修正幅、あ表中は変更幅って書いちゃってるけどまぁそのへんは気にしないでください。でね、水色のところがIMFが今回見通しを下方修正して、現段階で予想している世界の今年と来年の成長率、です。たしかに、よくないです。完全に不景気です。でもさ、これ、100年に一度って言うほど?未曾有なの?

もちろん、IMFがここから先もどんどん見通しを下方修正していく可能性は充分にありますよ。でもね、現時点でもまだ世界全体のGDPは来年でも2.2%成長するってレベルでしょう?これをあと2~3回引き下げても-10%とかってレベルにはならんですよね。「先進国全体のマイナスは初めて」とか言うのかもしれないけど、2001年の1.2%とか結構きわどいじゃん・・・+1.2%と-0.3%って・・・ねぇ?でも、今のテレビとか新聞とか雑誌とかって、ここに-5%とか-10%とかって数字が出てきたくらいの報道の仕方じゃない?

私には普通の不景気のような気がしますけどね。普通よりちょっと重いかもしれないけど、常軌を逸したレベル、恐慌レベル、じゃないと思います。確かに、「凄いことになってんなー」と思うことはあります。「こんなのは初めてじゃないの?」って思うこともあります。でも、全体として見れば、そして今の時代を考えれば、このくらいのことはあってもおかしくないんじゃないかなって思います。世界は潰れるとか、金融システムが完全に崩壊するとか、資本主義が覆されるとか、そういうレベルじゃないと思うんですけどね。別に程度の差こそあれ、何年かに1回不景気はあるっしょ。これが未曾有だとは思いません。100年に1度、とも思いません。こんな激しい相場変動とか大きな下落とか、世界同時多発的に・・・こんなのは100年に一度だ!ってのもあるかもしれないけど、100年前は世界がこんなに繋がってなかったでしょうと。100年前と今じゃ世界の連環度合に差があり過ぎます。100年前は世界の国々はもっとバラバラだったでしょう。もっと遠かったでしょう。もっと関わりが薄かったでしょう。今の時代は金融技術も情報技術も発達して、情報もお金もあっという間に世界を駆け巡ることができ、国と国の間の垣根も低くなり・・・って時代だからこそ実現した世界同時・・・じゃないの?過去に例を見なかったほどの・・・ってあたりまえじゃないの?まぁいいけど・・・

しっかし91年以降の日本の成長率は寂しい数字が並んでますねぇ・・・一度も3%に届いてない。

「景気減速」と「景気後退」の違いの話なんかはこちらの記事に書いてあります。
http://jovivi.seesaa.net/article/108587762.html


これから先もおそらく何年かに1回不景気は訪れますよ。そしてその時は、昔にくらべて世界の国々が密接に関わり合っていて、金融システムや情報技術も発達していて、互いに強く影響し合っているので、影響が「かつてない」ほど大きくなる可能性があるんでしょうね。それは今回に限ったことじゃないし、長期間運用していくのであれば、こういったことがこの先もたまにある、って前提で運用していかなければならないんでしょうね。でも、別に何か変わったことをする必要はないんじゃないかな。分散投資と長期投資が大事なことは恐らく変わらないでしょう。


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年11月8日 12時18分

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アメリカ大統領選挙

いよいよアメリカの大統領が決まりましたね。


ね。

4年に1回ですからね。一応なんか書いておこうかなと思って。

とりあえず2005年12月にこのブログを始めてから初めての大統領選挙です。

間もなく次のアメリカ大統領が決まります。



思わせ振りなのか、もったいぶってなのか、知ってる風なのか、事情通な感じでー、なのか分かりませんが、何かあると

「アメリカの大統領選の動向次第」

とか

「あとはアメリカの大統領選の行く末次第で」

とか言ってた人は選挙の結果が出た後は何て言うようになるんでしょうね。



「ハイッ!ではこういう結果になりましたが、この先どうなるんですか?」って聞いてみたい。



うん・・・まぁそんなに答えに興味もないけど。なんか「アメリカの大統領選挙の行く末次第で」ってセリフ聞き飽きたっていうくらい聞いてもうおなかいっぱいだってのにそれでも何かあるとすぐまた「アメリカの大統・・・

もうえーっちゅーねん。


正直、どっちになっても大して変わらんような気がするけど・・・私には両者の政策には大きな違いがあるようには思えません。税金くらい?あとは米韓FTAとか?CO2削減目標が違うとか?根本的にはあんまり差がないような気が・・・もちろん、私が素人なだけなのかもしれませんが。でもね、本人達もそう自覚してるから、オバマはテロリストと友達だとか、ペイリンの衣装代が月10万ドルだとか、そういうレベルの争いというか泥試合になっちゃってるんじゃないんでしょうか・・・まぁ何にせよ、私が区別をつけることができていないということだけは事実です。マジでオバマになった場合とマケインになった場合とで明日以降の未来がどう変わってくるのか分からない・・・

そういう意味では「あとはアメリカの大統領選の行く末次第で」と言ってた人に教えてもらいたいかも。私個人的には共和党はもういいよ、って感じがしてるので、ってことで共和党以外ってことでオバマ?くらいの感じです。別に私がアメリカ人じゃないから、とかそんなんじゃなくって。私ももちろんちゃんと関心持ってるんですよ。持ってても、こんなんなんですよ。

あ、マケインが逆転勝利したらブラッドリー効果が証明されるのか。ブラッドリー効果ってのは、要はみんなの前や取材とかでは、自分は人種差別をしない人間だと見せるために自分は有色人種候補者支持だと言っていた人が、本当は人種差別主義者で、いざ投票所で周りから見られずに匿名で投票する段になると、白人に投票しちゃう、ってやつです。

まぁそれでマケインになるなら、アメリカはやっぱりそういう国なのねって外国の人から見られるってことで何かが変わるわけじゃなく、隠れてたものが明らかになる、ってだけでしょう。

というわけで私にとって今回の大統領選挙はこんなです。

むしろ大統領より財務長官が誰になるのか、のほうがずっと気になります。次の財務長官は大事ですよ!いつも大事だけど今回のはマジハンパないなって感じっス。

思い切ってバフェットとかどう?無理か。素人考え過ぎるか。

でも今回ばかりは飛びっきりの人じゃないといけないことは確かだとおもいます。政治はずぶの素人の私ですがそう思います。世界中の様々な国の様々なレベルでカツカツになってるドルをどう配置していくのか、どこにカードを切っていくのか、注目です。ドルのファイナンスがつかなくてキューキューになってるのは1箇所や2箇所じゃないわけですから、取捨選択をしていくことになります。ヨーロッパなんかだとユーロのイメージが強いかもしれませんが、ヨーロッパの国だってドルのファイナンスは必要です。で、ファイナンスが苦しい東欧の国なんかでも、その中にまだ利下げができる体力があるところと、利上げをせざるを得なくなっちゃってるところと出てきてますよね・・・そのへんも含めてのユーロ安なのかもしれませんね・・・だとすると傷は深い・・・ややこしい話になってくるのでこのくらいにしときますが、この週末に何合目だなんて話をしてますんで、一応ほんのりとだけと思いまして。まだまだヨーロッパのほうはこれからだと思います。私はヨーロッパのほうはむしろ2009年が本番だと思ってます。

かと言って私のポートフォリオが変わるわけじゃありませんが・・・まぁもともと私のポートフォリオはヨーロッパの比率も先進国の比率も低いですからね・・・

あ、いつものことですが、「ユーロはもうダメですか?」とか「ヨーロッパ株はまだ下がりますか?」ってご質問にはお答えできません。私は未来を知りませんし、予知能力もありませんから。ここは、何でもお見通し、な人の有難いお話が聞ける場所ではありません。それにこれもいつも繰り返してることですが、短期と長期はまったくの別物ですから。短期的には何が起きたっておかしくありませんから。こっから更に急落したって、反転して急騰して上げまくりになったって全然不思議じゃありません。念のため、ね。


あ、そういや、今日帰宅したらヨメが某報道番組の某ニュースキャスターにブチ切れてました。名前は出しませんが。

あまりに無知で、無知なのに、知らんことも憶測や妄想で平気な顔して事実のように言うから、あれを聞いてそれが事実だと思っちゃう人はどうなるんだって考えると本当に腹立たしい、って怒ってました。その誤解をした人に本当のことを説明するハメになる人も大変だろうと。間違ったことを事実だと信じてしまった人に「TVで、それもニュース番組で言ってたのに、あんたの言うことのほうが正しいとは思えない」なんて言われちゃったりしてね。

うーーーん・・・同感。

平気な顔して適当なことをもっともらしく、事実のように言うニュースキャスターってタチが悪すぎますよね。

前なんか「日本の投資信託のほとんどに、サブプライムローン関連証券が組み入れられていたわけです」というようなことを平気で言ってましたからね。知らんならコメントすんなと。本当っぽく言うなと。ウソならウソっぽく言いなさいよ。あるいは冗談っぽく言いなさいよ。信じちゃう人がいるんだから。

眉間にシワ寄せて真剣そうな顔して、庶民の代表っぽい顔してみたりしてね。「マネーゲームでバクチをやっていた人が・・・」とか「私たちがこんな苦しい時にやっと貯めたお金でわずかでも老後のためになればと思ってお金を預けた・・・」とか「金融機関が自分たちの金儲けのために」とか言ったりしてね。

・・・なんかイヤな終わり方になっちゃったな・・・すいません。


さて、大統領はどちらに?

そして注目の財務長官は!?

で終わったほうがいいですよね。


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年11月5日 0時26分

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いかんいかん・・・

一昨日書いた記事ですが、、分かりにくいと言うか、誤解を招くような表記があったようで。


この記事
http://jovivi.seesaa.net/article/108910375.html
のこの部分

【でも、人が「7合目か8合目まで来た」とかって言うのを聞いたら、「ウソだー」って思うでしょうね。それが私の今の感覚です。】


を読んで、パチンコファンさんがくれたコメント見て、イカンイカンと思って大急ぎでこれ書いてます。

私は7-8合目まで到達してるとは思ってません。ハイ。



「そろそろ7合目とか8合目くらいまで来たんじゃないか」

なんてコメントをTVとかでしている人を私が見かけたら、

「うそーん・・・まだそこまで行ってないでしょー。」って私は思うでしょう、


って意味、つまり「私はまだ7合目より手前だと思ってますよ」って意味で書いたんです・・・

すいません、わかりにくくて・・・

慣れてらっしゃるパチンコファンさんがそう読めちゃうってことは私の書き方がいけなかったんでしょうね・・・反省してます。


ちなみに私はまだ5合目前後じゃないかなって思ってます。私もこの問題の全容をきちんと把握してるわけじゃないので(もちろん把握できている人が実際にいるのかどうかもわかりませんが)、実際には4合目とかなのかもしれないし、6合目なのかもしれないけど、まぁ5合目前後じゃないかなと私は思ってます。



ところで、さっき某音楽番組で妙に親近感の湧く人を見ました。



そのアーティストの名前は・・・








ジョンジョリーナ・アリー!





!(゚ロ゚;)





キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!





キタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!!





親戚?親戚?オラの親戚?(゚∀゚≡゚∀゚)?





・・・だってホラ、アータ





ジョンジョリーナですよ?



韻もさ。



ジョンジョリーナ。



ジョン太郎。



アイルランドとアイスランドくらいの感じ?発音的にも地理的にも。



元オリックスで現ソフトバンクの大村がオリックスに、
元ソフトバンクで現オリックスの村松がソフトバンクに、
交換トレードになったって話と近い感じ?的な話?

(注:正確には元近鉄と、元ダイエーです。)




もちろん、ジョンジョリーナさんのことは今日初めてTVで見て知りました。ブログとかも読んでみました。興味ある方はこちら。
http://ameblo.jp/jonjolena-allie/




・・・まぁ、いろいろ調べてみた結果、残念ながら私の親類ではなさそうですが・・・名前的にはまるっきり親近感覚えますよね。




ジョンジョリーナ。
ジョン太郎。




ホラー。





もしヴィヴィ子がヴィヴィ子って名前じゃなくてジョンジョリーナって名前にしてたらこのブログのタイトルも

ジョン太郎とジョンジョリーナのお金の話」

になってて、今日の某番組を見た人が検索してヒットしまくり、このブログのアクセス数が急増!ってなってたんでしょうけどねー。もったいねー。惜しいことしたー。でも、たとえそうだったとしても、恐らくジョンジョリーナさんに興味をもった人のうちこのブログに興味持ってくれる人の割合は1%にも満たないんだろうな・・・そうなると定着してもらえないだろうしね。内容がカブってないからねー。なんかいかにもカブらなそうな・・・読者層がめちゃくちゃカブってたらある意味おもしろいけど・・・



やっばい・・・お金の話がない・・・



日本以外の市場はほとんど開いてますが、アジア株もヨーロッパ株もほぼ全面高ですね。(と取って付けたように・・・

まぁまた悪い材料が出ればすぐ下がりますから。



今日書いてるこれの本題はこないだの記事の表現が分かりにくかったみたいなので、補足しますよってことですから。


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年11月3日 21時56分

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今週の話1101

先週の金曜日24日の超円高、株安、を受けて始まった今週、の話。



24日の相場はこの記事
http://jovivi.seesaa.net/article/108587762.html
に書いた通り、です。

最近いっつもそうなんですが、月曜日、週明けの日本株市場に注目が集まる!って言って注目してると、ソロリって感じでスタートするんですよね・・・主体性無さ過ぎ。え?え?うちから?どうしよう・・・いつも前日のアメリカを受けてってやってたから、え?上がるか下がるか?え?どっちにしよう・・・みたいな感じでスタートするんですよね。世界でも、ニュージーランドやオーストラリアに次いで早くスタートする一大市場でみんな注目してるのに、ソロリ、とか、ヌルリ、みたいな。

で、今回みたいに円高とかあると、ここぞとばかりに円高による業績悪化懸念売り!みたいな。こういうの分かりやすくていいね!みたいな。とりあえず円高だから売り!みたいな。他に材料ないんかと。まぁいいけど・・・

たまに新聞なんかで各国の株式市場の下落率とか載ってたりしますが(あくまで「気候」でなくて「天気」の話)、日本株って今回の騒動の震源地のアメリカ株とかより下げてるんですよね。これ何でって、もちろん私も正解知らないし、どっかに書いてあるわけじゃないし、株式市場も解説してくれないんだけど、日本人が買わないからじゃないっすかね。日本株ってのはここ数年、特に2003年の8,000円割れ以降、外国人の買いに支えられてきました。外人が自分の家が火事になって撤退、円高のおかげで外貨ベースの日本株のリターンは緩和されてるので見た目はいいので、即現金化、みたいなことになると、やっぱり買い支えるのってホームの日本人のお金。普通の国の人のポートフォリオは自国株が多くて、株式市場のシェアでもその国の人が多いんですが、この国の人のポートフォリオはとにかく外国株と外国債券で、株式市場のシェアも外国人が高くて、外国に買い支えられていたと。こんな感じのような気がします。別に日本株買えって言うつもりはないんですけどね。日本に成長期待が持てないから資金は海外へ、というのは合理的な考え方ですし、それを警告として受け止められない政治家や官僚がアホだってだけなので。

株とは反対にこの国の国債はなぜか日本人に買い支えられてます。日本の国債は日本の金融機関とか年金とかがバンバン買いますから。アメリカの場合は・・・って書いてる時にちょうどパチンコファンさんからその質問のコメントが・・・すごい偶然だな・・・パチンコファンさんの質問用にアメリカの国債の保有残高上位をまとめたのでご参考までに載せておきますと、

【2008年6月末時点の外国人保有残高上位】
1位:日本(5,838億ドル)前月比+51億ドル
2位:中国(5,038億ドル)前月比▲30億ドル
3位:英国(2,804億ドル)前月比+79億ドル
外国人保有残高26,500億ドル
米国債残高94,900億ドル(2007年6月末88,700億ドル)
この残高が6月末から9月末で
94,900億ドル→100,250億ドルまで増加してます。

中国は外交カードに使うからいいけど日本はただお金貸すだけ・・・

というわけでアメリカの国債を買ってるのは、アメリカ、日本、中国、イギリス、その次が産油国。そんな感じ。

日本の国債はもちろん日本で消化してます。外人保有比率は1割以下。みなさんの郵貯や年金や預金が国債を引き受け、名前を変えただけの財政投融資、財投債を引き受け、しょうもない箱物とか道路とか橋とかになると。ヤッホーイと飲み食いしちゃった分や意味もない箱物に使われた資金はもともとは借りたお金。いずれ債券の償還という形で借金を返さないといけないわけですが、どうやって償還するのつもりなのか知りませんが。箱物なんて売れないっすよ。採算割れどころか出血死しそうなくらいの大赤字垂れ流して、たまに野党とかからの批判を浴びて、「500億円で建設したのにわずか100万円で売却!」とかしたりしてね。それでどうやって返すんだと。まぁ借りてる人も将来の人に任せるだけだから知らん、と思ってたりしてね。というのがこの国の株と債券。

さて、今週は日米で利下げがありました。まぁ今回はどっちも利下げ以外選択肢はなかったでしょうし、あとは幅の問題だけ。日銀は20bpsという刻み方をしましたが、ここまで来るともはや「下げ幅」よりも「利下げという事実」のほうがインパクトあるんで、次回もう一度20bpsの「利下げ」をしても10bps残るという状態にした、そんな感じでしょうか。

そして、注目されたアメリカの7-9月のGDP速報値は前期比▲0.3%とマイナス成長になりました。事前予想は▲0.5%だったのでまぁ予想よりはマシだったってことになります。ところが、個人消費は▲3.1%と事前予想の▲2.4%より大きな落ち込みとなりました。個人消費のマイナスは91年以来。GDP全体のマイナス成長はと言えば去年の10-12月も▲0.2%でした。その前だと01年6-9月の▲1.4%、と00年6-9月▲0.5%。こないだ7-9月の速報値が▲0.5%になったイギリスも、4-6月が▲0.5%だったドイツもこれまで2~3年に1回くらい四半期ベースのマイナス成長を記録してます。何が言いたいかって、これですぐ「世界恐慌」とか言う人がいるけど、そう信じる人はそれで全然構わないけど、よくわかんない人が一緒になって不安を煽られるのはしんどいなと。世界恐慌のときってこの記事(http://jovivi.seesaa.net/article/108587762.html)でも書きましたが、アメリカのGDPが3年で半減、実質でも3割以上下落、3割近いデフレと3割近い失業率・・・みたいな状態だったわけで、だからIMFのエコノミストがわざわざ「世界恐慌に発展する可能性はほぼ皆無」と発表してるんですが、それでもテレビで深刻そうな顔してコメントしたがるキャスターとかコメンテーターは「世界恐慌で人々は・・・」とか言っちゃうわけです。世界恐慌だったらアンタもそんだけ羽振りのいい毎日送ってられないから、って言ってやりたいけど・・・

そんな中、ロシアが2008年のGDP見通しを下方修正し、+7.8%から+7.3%に引き下げ・・・ってスゲーなオイ。実際、9月単月の実績で+7.6%、9月までの年初来で+7.7%です。さっきの世界恐慌の話でリンク貼った記事にも書きましたけどIMFもロシアの08年の見通し+7.0%にしてますからね。で、中国は+9%に「減速」し・・・って9%成長なんて夢のまた夢の低成長国に暮らす日本人に中国はもうだめだとか、北京オリンピック終わって中国の成長は・・・とか言われたくないだろうな。株価が下がるとすぐ、ロシア崩壊とか、中国終わった、とか言う人が出てくると。こないだもそんな話書きましたけどね。株価の上げ下げでそんなに国のキャラクターが変わってどうすんだと。まぁ、あれですね、「あ、バス降りるならお先にどうぞ。私はこのまま乗って行きます。」という感じです。

アメリカでは住宅差し押さえ抑制制度やローン見直しシステムみたいなのが検討されてます。このへんの具体案が出てきて、住宅売買市場への供給が絞られてくるといい感じになってきますが、まぁまだもうちょっとかかるかな。住宅価格ももうちょっと下がらないとかさ上げ部分はまだまだ残ってる感じです。今週発表された住宅販売件数は価格下落で値ごろ感が出てきたためプラスに、なんて書かれてましたけどね。まぁ、まだまだでしょう。で、その後発表された8月のケース・シラー住宅価格の指数は前年比-16.6%、20都市全てで下落と。

うーん、好材料なし。でも、なんか悪いものが排出されてきてて、症状が出るべきところに症状が出てきてて、みんながそれに対応しようとしてて、で、事態はちゃんと進んでるなって実感は出てきた感じです。進まないとトンネルからは出れませんからね。

何合目まで来たか?夏にこんなのを(http://jovivi.seesaa.net/article/104823088.html)書きましたが、こんな山のぼったことないから分かんないですよ。

でも、人が「7合目か8合目まで来た」とかって言うのを聞いたら、「ウソだー」って思うでしょうね。それが私の今の感覚です。


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年11月1日 13時37分

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更新日:2008年11月1日 13時37分

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将来のお金の話、に繋がるかもしれない話

今日はお金の話ではないんですが・・・まぁでも辿っていけば、将来のお金に関わってくる話だと思います。


先日、国内の某都市に出張した時のこと。

電車での移動中、小学校低学年くらいの子供が3人、その母親たちが3人、で電車に乗って来ました。子供達は電車に乗る前からの勢いそのままに、電車に乗ってからも金切り声をあけながら大はしゃぎをしていました。

母親達は気にも留めずに自分たちのおしゃべりをし、時には母親達の声のほうが騒がしいくらい。子供達ははしゃぎ回り、どんどんエスカレートして、周囲の人にぶつかったり、ランドセルが座席を打ちつけたりし始めました。しかし、当人もぶつかった瞬間、驚いてぶつかった人の顔色をうかがいますが、謝りません。謝るということを教わっていないのでしょう。人に迷惑をかけてはいけないとか、人に迷惑をかけたら謝るとか、謝らなくてはいけないようなことはするなとか、そういった、社会で生きていくために最も大切なことを教わっていない子供はどういう大人になるのでしょう。

私にぶつかってきたら怒鳴りつけてやろうかとも一瞬思いましたが、何せ出張中の身。その親の常識のレベルを推察すると、結果は呆れて終わりになることが容易に想像がつきます。

それに、本当は子供が悪いわけではありません。親がバカなだけのです。大切なことを子供に教えていないわけですから。そんな親の前で叱っても、わけのわからん慰めをされては、怒られた本人は怒られた自分の不運を嘆き、意味不明な理由で自分を叱ってきた見知らぬオッサンを恨んで終わり、でしょう。

そして、たとえ私が、子供は本当は悪くないのだから、知らないだけなのだから、と自制して、優しく注意したとしても、恐らくその親達は怪訝な顔をするか逆ギレするのが関の山でしょう。皆さんだったら全く注意する気配のない親の前で、子供に注意をしてあげますか?多くの方が注意するのを躊躇うのではないでしょうか。すると、可哀想なことに、その子達は親から正しい注意をしてもらえないばかりか、一緒にいる親のために、他の人から注意してもらえるチャンスさえ逸していることになります。


15分ほどでしょうか、そんな状況が続いて、一人の母親がその時ちょうど子供がぶつかって咳払いをした男性に気付き、感情のこもらない事務的な

「すいませんー、(子供だからしょうがないですよね、と言わんばかりに)」

を言い、子供達に、周りに対するモーションだけの

「ダメでしょー」

を言いました。



えっとね、



ダメなのはお前じゃ!



お前が親としてダメなんじゃ!



思わずその母親を怒鳴りつけそうになりましたが、いかんせん、出張中の身。

それに、そのバカ親に言ってやっても、最早手遅れでしょう。それで「ハッ」となるくらいなら、もっと前に「ハッ」となってるでしょう。



この国はダメだなって心底思いましたね。



偉人の言葉が頭をよぎりましたね。



「だめだこりゃ。」



感謝と謝罪という社会人として最も基本的なことができない人間が、仕事ができるわけがありません。良い政治家になれるわけがありません。名医になれるわけがありません。良い公務員になれるわけがありません。職人の道もそうでしょう。



そして、大人になってから急に謝ったりお礼を言ったりできるようになるわけがありません。大人になってしまえば、周りの人間はそんなことを教えたりはしません。そんなことを教えるのは親以外いないのです。お礼を言うこと、人に迷惑をかけたら謝ること、謝るようなことをしないこと、を子供のうちに、できるだけ早い時期に、教えてあげることほど大切なことはないんじゃないでしょうか。



もちろん、こんなのは今回が初めてじゃないですけど。そして残念なことにこんなのは、東京でも、どこに行っても、日本中いたるところで出くわします。こういう将来の日本の衰退を示唆する光景を目にすることが最近多い気がします。



が、今回この記事を書こうと思うに至ったのは、この話の続きがあるからです。


その日はホテルで一泊し、翌朝、朝食を食べに下に降りようとエレベーターに乗ると、途中の階で扉が開き、小学校低学年くらいの外国人の子供達4~5人がエレベーターの前にいました。子供達の後ろを見ると親の姿はありません。子供達だけでエレベーターに乗り込んできます。

私がドアの開ボタンを押して乗るのを待っていると、皆、Thank youと言いながら乗って来ます。皆さん、日本の子供達がエレベーターのボタンを押して待っている人にお礼を言いながら乗って来るという光景を見たことがありますか?想像ができますか?

親が側にいて、親に言われて、ではありません。子供達だけです。ロビーフロアに着くと、小学校低学年から高学年とおぼしき外国人の子供達がたくさんいて、引率の先生らしき人がいて、どうやら遠足のようです。

日本の子供が遠足の時に子供だけでエレベーターに乗っている姿を思えば、お礼や謝りどころか、はしゃいで、大声を出しまくって、周りにぶつかりまくる、という場面しか思い浮かびません。

ロビーフロアの子供達が喋っているのは英語で、発音を聞くとどうやらオーストラリアの子達です。


子供だからしょうがない?同じ世代のオーストラリア人の子供にできて、日本人の子供にできない?


そりゃ親のせいでしょ。



この子達の世代は日本はオーストラリアに勝てないだろうな、と直感的に思いました。


まぁ、この記事
http://jovivi.seesaa.net/article/104071473.htmlを見て頂いたら分かりますが、日本の1人当たりGDPはオーストラリアに既に負けてるわけですが・・・弱かった円と強すぎた豪ドルのせい、と言ってしまえばそれまで。



ところで私は以前、イギリスで少しの間、ホームステイをしていたことがありました。その家の子供も、親子連れで遊びに来た友達も親戚の子供も、皆、それぞれの親が事あるごとに必ず言うのは、「ありがとう」と「ごめんなさい」です。

一人一人がそれぞれ普段からしているいたずらなどでそれぞれの叱り方もされますが、共通するのは「ありがとう」と「ごめんなさい」であり、それを言う頻度が他と比べて極めて高いのです。とにかく口を酸っぱくして、何かしてもらったら「ありがとう」、迷惑をかけたら「ごめんなさい」、と子供に言います。一緒にいると何度「ありがとう」と「ごめんなさい」、と言うのを聞くか数えきれないほどです。



また、私の記憶が定かではなくて、確かイギリスの話だったと思うんですが、その昔、戦乱の時代、服従させた国の跡継ぎの子供を人質にとったら、その子に

NO(だめだ)

という言葉さえ言わなければ自国は安泰だ、という話があったというのを聞いたことがあります。

将来、人質にしていた子供を国に返し、その子供が大きくなってその国を継いでも、必ず暗愚な君主となり、その国は力をつけることができず、自国にとって脅威とならないで済む、というわけです。



皆さん、日経平均や為替の動きばっかり睨んでいて、子供をほったらかしてたりしませんか?せっかく手数料を払って人任せにする投資信託を使って運用してるのに、子供とコミュニケーションをとる時間を日経平均を睨むことに費やしたりしてませんか?皆さんが日経平均を睨んでても日経平均は上がりません。しかし、皆さんが自分の子供達を立派な社会人に育て上げて日本の社会に輩出すれば、それは将来の日経平均を少し押し上げることに繋がります。

まだ若い人なら会社の後輩を育てることも同じです。


国は人。


人は国。


今日はこんな感じで。

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作者:ジョン太郎

更新日:2008年10月29日 23時20分

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該当者の方へ

お読みになってみて、自分は該当するなって思う方に向けてのメッセージです。該当しない方にはおもしろくもなんともない、大して役にも立たないメッセージかもしれませんのであしからず。



この相場で売るくらいなら投資なんかやめたほうがいいんじゃないでしょうか。

まぁ、やるもやらないも自由なのでお好きなようにしたらいいと思いますが。

こんな相場で売っていたら勝てません。

安いところで売ってしまうなら勝てるわけがないです。

下がると不安になって売却するなら勝てるわけがないです。

下がるたびに売ってたら長期投資なんて不可能です。

程度の差こそあれ、パニック相場や大きな下落をする場面というのは3年とか5年に一度あるものです。

過去もずっとそうだったし、おそらく今後もそうでしょう。

今回の問題が終わった後でも、また何年か後に別の種類の何かが起きます。

また相場が上がり始めて、みんなが儲かった儲かった言い始めたら「じゃ・・・じゃあ私も」って言ってまた始める?上り坂の途中で。

で、次の下げ相場で不安になって売ると。高いところで買って安いところで売る。

以前から繰り返しているように、2003年以降に投資を始めた人にとっては初めての下げ相場でしょうが、下げ相場はこれまでいろんな国のいろんなタイミングで発生してきました。もちろんグローバル規模で起こったことも一度や二度ではありません。

「今回ほどひどく」はなかったですが、「当時としてはかつてないほどひどい相場」も何度もありました。

下げ相場の無い10年なんてありません。

下げ相場が来たら不安になって売ってしまう、のであれば10年投資は不可能です。

5年投資だって1回くらいは悪いことが発生しても全然おかしくありません。

これも前に書きましたが(http://jovivi.seesaa.net/article/107560354.html
)、運用や投資の義務はありません。

私は、運用や投資の必要性はあると考えますが、それをするしないというのは完全に個人の自由ですし、投資や運用というのは決して義務ではなく、望んでやるものです

嫌ならおやめになったらよろしいかと。

ネットの世界での知人もリアルの世界の知人でも、私が2003年の日経平均が8,000円台の時に買った日本株を「いいなー」「うらやましいなー」「その時知ってればなー」と言った人がいました。

そう言った方、今、それと同じ水準で買えますよ。

買わないんですか?

PERや配当利回り見たらむしろあの時より割安な水準で買えますよ。

今、買えない人が、2003年に戻れたとして、買えるんでしょうか。

あの時買いたかったんじゃないの?

去年のはじめくらいに、「実は2003年に、持ってた株売っちゃったんだよねー。日経平均8,000円割れとかになって超怖くてさ。」って聞いてたら、「もったいねー」「ヴァッカじゃないの?」「ってゆうかくれ!」くらいのこと言ってたんじゃないすか?

私のポートフォリオの中には今の状態でも大きなプラスの投信や現物株があります。

もちろんまだ給料が安かったころに買ったものなので投資金額が小さくて全体への寄与は低いですが・・・

世の中には日経平均が100円以下の時に買った日本株をいまだに持ってる、なんて人もたくさんいらっしゃるんでしょうね。

うらやましいですか?

でも今は買わないんですか?

むしろ売る?

まぁ考え方は人それぞれですけど・・・

中国株、じゃなくてもブラジル株でもエマージング全体投網ファンドでも何でもいいですけど、買ったこと後悔してます?

1年前に買っちゃったやつ。損切りしようと思ってます?全然止めませんけど。ご自由になさったらいいと思いますけど。

でもちょっと興味があって聞きたいのは「なんで買ったの?」

こんな安いところで売るために買ったの?

「中国の巨大な人口が」「ブラジルの若年層中心の巨大人口と豊富な資源が」とかって言ってて、株が下がったら売るの?

1年前と比べて中国の人口は減ったのかと。

ブラジルの地面の下から鉄鉱石が消えたのかと。

それって中国やブラジルやエマージング諸国の今後の経済成長とそれを中長期的に反映していく株、に期待して買ったわけじゃなくて、「上がってるから買った」だけじゃないんですかね。「上がってるから買った」から「下がったので売る」。なるほどね。「みんな儲かってるから買った。」「乗り遅れたくなかったから買った。」「とにかくよく分からんけど上がりそうらしいから買った。」だから「下がったので売る。」なるほどね。

成長国への投資ってそういうもんじゃないと思うんですけどね。まぁでも、考え方は人それぞれですからね。

「BRICsはもう遅い!」「次のBRICsを探せ!」「今、注目の・・・」「次はべトナムだ!」「アラブだ!中東だ!アフリカだ!」とかって特集、もうやらないんですかね。マネー雑誌とかビジネス雑誌の方。

今やったらいいのに。マジでBRICs特集とかもうやんないの?1年前にあれほどあおりまくってた中東とかアフリカの魅力はこの1年で変わったんすか?株価が下がっただけじゃなくて?VISTAでもネクスト11でもなんでもいいけどさ。国の紹介とか、魅力とか、こんな強みがあるぞ!今後の成長が期待できるぞ!とか言ってて、株が下がったら知らんプリ。むしろ、各国の株の下落幅をグラフにして、こんなに下落したぞ特集とかやってたりしてね。「総点検!危ない!あなたの投資している国は大丈夫?」とかって特集やったりしてね。そんな無責任な人たちの書いた雑誌に大切なお金を払って、自分の大切なお金の投資先を決めちゃった人はどうすればいいんでしょうね。もしそれで痛い目に遭った人はよく覚えておくといいです。いかにああいう雑誌がいい加減なのかを。

しまいにゃ「世界恐慌がやってくる!」とか始めちゃってね。要はあの人たちは、「えっ!?」とか「マジ!?」とか思わせて雑誌買わせればそれでいいんだから。雑誌が売れてナンボ。本が売れてナンボ。正しいことを伝えるよりも売れる内容かどうかのほうが大事。それを信じて泣くハメになってもハンカチも出してくれませんよ。

「あの時、本誌が調子こいて特集しまくって、あおりまくっちゃったエマージング諸国の現状と今後の展望をお伝えします。あの時、この国を推奨してたのはコイツです。コイツに現在の状態と今後の見通しを説明してもらいます。」って特集を今やらない雑誌が平気な顔して「世界恐慌がやってくる!」「止まらない株安!」「金融崩壊!」「ヤイノヤイノ」「ソイヤソイヤ」とかってのをやってるのを見て、不安になって、持ってる株を手放すんですか。そんなんに付き合う必要ないと思うんですけどね。

まぁいいですけど・・・

なんで買ったのかとか、なんで投資したんだ、なんで投資始めたんだとか、何のために投資するんだとか、自分はどういう投資したいんだとか、どういう運用していこうと思うんだとか、そういうのを大事にしたほうが投資ってのはうまくいくような気がするんですけどね。

毎日の株や為替や投信の基準価額の変動を追うより、そういうの考えるほうがずっといいと思うんですけどね。毎日の変動見ててもそういうの分かんないでしょう?ネットのウワサ話ばっかり追っててもワケわかんなくなっちゃうでしょう?むしろ木ばっかり見えて、森全体が見えなくなりませんか?いや、そんなことはない、って言うならそれまでですけど。森全体が見えるようにしとけば今の相場も別に不安にならないと思うんですけどね。今の相場で不安になるとか、どうしたらいいのか分かんなくなっちゃうのとか、もう何もかもワケわかんなくなって来ちゃったとか、今買えないのとか、今売ろうと思ってるとか、そういうのって完全に木ばっかり見て森が見えなくなってることの現れだと思うんですけどね。私は自分の持ってるファンドの基準価額なんて1年に1回見るかどうかくらいです。むしろほとんどのファンドは買ってから3年くらい経ってても一度も見たことないって感じです。そんなもん見ると余計惑わされるわと思ってるので。



みなさん、もう少し冷静に。



読んでみて、ヤバイ私だ・・・とか自分は該当するかもって思う方に向けてのメッセージでした。

これが正解だと言うつもりも、読んだ方を説得するつもりも、同意を求めるつもりも、ありません。

みなさん、お好きなようにされたらよろしいかと思います。



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作者:ジョン太郎

更新日:2008年10月26日 16時28分

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ドル90円/ユーロ113円/日経7647円

いやーすごいことになってきましたね。

昨日の市場では
ドルが一時90円87銭
ユーロが一時113円79銭
ドルユーロは一時1.2496ドル
日経平均は一時7,647円07銭をつけ、7649円08銭で引け。
気が狂ったような相場になってました。

ちなみに2003年4月28日の日経平均が終値で7,607円88銭、ザラ場の安値が7,603円76銭。
ドル円のほうは1995年4月19日79円75銭というのがザラ場の最円高。

日本以外のアジアも下げ、続くヨーロッパも下げ・・・だけど昨日の株式市場は急激な円高を嫌って日本株が急落して、それが他のアジア市場やヨーロッパに伝播していったような印象がありました。

ヨーロッパではイギリスのGDP速報値が発表されて、92年2Q以来16年ぶりのマイナス成長になったと発表されたことも大きかったです。と言っても前年同期比だと0.3%増とプラス成長。

すぐ世界恐慌だとか騒ぐ人がいますが、「景気減速」と「景気後退」がごちゃごちゃになってる人が多いです。減速ってのはプラス成長が当たり前の世界でそのプラス幅が小さくなること、後退ってのは成長率がマイナス、つまりGDPが減少しちゃうこと、です。例えばIMFなんかが経済見通しを下方修正して、一層の景気減速シナリオに変更しましたが、そうは言っても「プラス成長」を予想しているわけです。世界全体で2008年が+3.9%、2009年が+3.0%と「プラス幅は小さくなるもののGDPはプラス成長する」という予想に変更しただけなんですが、「IMFが世界恐慌になると言ってる!」とか言い出す人も出てくるシマツです。落ち着きなさいと。ちゃんと知らんくせに知識人ぶって適当なことを言うコメンテーターやニュースキャスターがいるのもその原因ですが・・・IMFのエコノミストはむしろ「世界恐慌に発展する可能性はほぼ皆無」とまで発表してるのに。TV出てる人やニュース読む人は景気後退と景気減速の区別がつくようになってからコメントしろよと。

IMFはアメリカですら2008年を+1.6%、2009年を+0.1%、とプラス成長を予想しています。
ご参考までにIMFが今月発表した経済見通しをのせときます。

【各国の実質経済成長率、単位:%、2007年実績(08年予想/09年予想/13年予想)の順】
日本2.1(0.7/0.5/1.7)
米国2.0(1.6/0.1/2.3)
加国2.7(0.7/1.2/2.8)
豪州4.2(2.5/2.2/3.6)
英国3.0(1.0/▲0.1/3.1)
仏国2.2(0.8/0.2/2.8)
独国2.5(1.8/ /1.7)
伊国1.5(▲0.1/▲0.2/1.3)
西国3.7(1.4/▲0.2/3.3)

先進国全体2.6(1.5/0.5/2.5)
<2004年実績:3.2/2005年実績:2.6/2006年実績:3.0>

ちなみにBRICsはこんな感じ。
中国11.9(9.7/9.3/10.0)
印度9.3(7.9/6.9/8.0)
露国8.1(7.0/5.5/5.5)
伯国5.4(5.2/3.5/4.0)

(出所:IMF)

これまでの発表では、先進国だとドイツと日本が4-6月期でそれぞれ▲0.5%、▲0.7%、と「景気後退」してて、今回、イギリスが7-9月期の速報を出して前期比▲0.5%になったと。でも「前年比」だと+0.3%成長。

世界恐慌の時って、アメリカのGDPが3年とか4年くらいの間に、名目で半分、実質でも3割以上減少しました。

・・・まぁいいや。この話はこのへんにしときましょう。今日は他にお話したいことがあるんで。
◆ところでGDPって何?って方はこちらの記事をどうぞ。
http://jovivi.seesaa.net/article/104071473.html


デンマークやハンガリーは自国通貨防衛のため利上げ・・・このへん、口の中が鉄の味がする感じですね。緊張感が高まってきます。自国通貨の下落が止まらないので、国内経済は痛むけどそれどころじゃないので、金利を無理矢理引き上げて、海外から高金利を目当てにした資金を呼んでその人たちに自国通貨を買ってもらって為替レートを回復させる目的です。やる以上は効果が出ることを期待してます。一方、ニュージーランドは1%の大幅利下げ。スウェーデンも利下げ。体力の違いがこういうところに出ますね・・・
◆利上げとか利下げとかよくわからんって方はこちらをどうぞ。
http://jovivi.seesaa.net/article/93907912.html


格付け会社のムーディーズがJ-REIT2社を格下げ。まぁ・・・そういうことです。お気をつけあそばせ。


この記事
http://jovivi.seesaa.net/article/107924416.html
でお話しした、リーマン・ブラザーズのCDSの清算が今週行われました。気になってた方もいらっしゃると思うのでそのお話も。

リーマンを対象にしたCDSの残高は約4,000億ドル。リーマンの債券の精算額が10月10日に確定し、1ドル当たり8.625セント、損失率は91.375%となりました。4,000億ドルに対して計算すると3,650億ドル。ところが、この額には重複額もかなり含まれていたため、実際の清算額、実際に現金支払いが発生した損失額というのは80億ドル程度で、今週21日にその支払いは無事に終了したと報じられました。重複額というのはこないだのお話の例でいくと、ヴィヴィ子がジョン太郎に貸した10万円を対象にした保険、CDSをヴィヴィ子が田中君から買う。すると田中君はこれを全部引き受けると怖いので、田中君は田中君で、別の人、Aさんとしましょうか、にジョン太郎の10万円の借金を対象にした保険を9万円分かけさせてもらって、万一の場合でもヴィヴィ子に支払う10万円のうち9万円は保険金で賄えるようにしておく。するとこれで、ジョン太郎を対象にしたCDSの残高はヴィヴィ子がかけた10万円と、田中君がかけた9万円の合計19万円になります。田中君が保険契約を結んだ相手のAさんも、全部のリスクを負うのは怖いのでまたそのうちの8万円分の保険契約を他の人Bさんと結ぶと、19万+8万で27万円となって・・・という具合に増えていって、でも実際に清算で損失になった金額は、それよりずっと少なかった、というわけです。Bさんが8万円をAさんに払い、Aさんが自分の1万円を足して9万円を田中君に払い、田中君が自分の1万円を足して、ヴィヴィ子に10万円を払う。この場合だと最大でも、「損失額の合計」はBさんの8万円、Aさんの1万円、田中君の1万円、だったということになります。

つっても、事前に「どのくらいの重複額があるのか」「実際に支払われる損失額合計はどのくらいになるのか」は分かっていなかったわけで、フタを明けてみれば実は80億ドルだったのだけれども、みんな怖くて大量の現金を手元に用意しておきましたと。この支払いが無事に済んだこともあって、短期金利はかなり低下しました。と言ってもまだまだ高いですけど。一時は5%近くまでいっていた3ヵ月もののドルLiborは10月10日の4.82%から、昨日の3.52%まで低下しました。
◆Liborって何?って方はこちらをどうぞ。
http://jovivi.seesaa.net/article/107215456.html

さらに今週木曜日にはワシントン・ミューチュアルを対象にしたCDSの精算額決定があり、事前予想の60%台中盤という額を下回り57%という清算額となりました。つまり、予想より損失額が増えたってことです。CDSの総額は900億ドル程度で、リーマンの4000億ドルに比べて小さく、損失率も43%とリーマンの91%に比べて小さいです。

が、結局これも「どのくらい重複しているのか」「実際の損失額合計はどのくらいあるのか」はまだ分かっていません。そして、先のリーマンのケースでも「80億ドルを誰がいくらずつ負ったのか」は未だに分かっていません。実際に損失を被った金融機関がこれから発表する決算内容の中でそれが初めて明らかになるわけで、この80億のうちの結構な額を負っていた金融機関が、「なんとかその額は払えたけれども、大幅な赤字額になってしまった」という発表をする可能性は全然あります。


同じく木曜日に発表されたアメリカの7-9月の住宅差し押さえ件数は前年同期比+71%と急増しました。これはキツイ・・・住宅差し押さえ→差し押さえた金融機関も早く現金を回収したいので売りに出して供給増加→価格低下→担保価値下落で差し押さえ増加、というスパイラルを加速させます。繰り返し言ってますが、ここの供給を絞らんと・・・



今週は本業のほうも目が回るほど忙しかったです・・・Orz

なんか毎週毎週どんどんひどくなってきてる気が・・・

ちょっと一息つきたい感じです・・・疲れた。

まだ夏休みもとれてません(T-T)


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年10月25日 15時5分

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今週の話1017

今週を振り返ってみましょう(そのま・・・


株価は乱高下しました。欧米は一喜一憂相場。毎日ばかみたいに大幅な上下を繰り返し。日本はというと完全な追随相場。全く主体性無く、前日の欧米市場の通りに動くだけ。つまらなすぎます。

為替のほうもひどい状況です。こんな時にレバかけてFXやってる人はジェットコースターに乗ってるような気分でしょうね・・・・

今週発表された欧米の経済指標は、いずれも欧米の実体経済の悪化を示すものばかり。フランスの経常収支は赤字幅拡大、ドイツのZEW景況感調査(ifoに先行)悪化、アメリカの小売売上高大幅減と鉱工業生産減少、NY連銀製造業景気指数/ミシガン大消費者信頼感指数/フィラデルフィア連銀景況指数はいずれも悪化、米住宅着工件数減少・・・まぁ住宅着工件数なんぞ増えんでいいわと思いますけど。以前から申し上げてますが、アメリカの住宅価格の下落は1つのキーです。その住宅価格の、バブルでかさ上げされてた部分の剥離はしょうがないにせよ、着地する地面となる部分の価格を値崩れさせないためにも、銀行の差し押さえ続出でバンバン叩き売りに出される差し押さえ物件でただでさえ供給が多めになって需給バランスが供給過多になりやすい状態なわけですから、住宅供給を思い切って絞っていくような方策もアリなんじゃないかなと私は考えてます。バブってかさ上げされた部分が吹き飛ぶのは避けられないことだからしょうがない、むしろ着地する地面をしっかりさせる、みたいなアプローチはとれないもんでしょうかね。

サブプライムだけでなく、既にプライム、サブプライムローンよりも状態の良いつまり信用度の高い人向けの住宅ローンの延滞率も上がり始めてます。金額的にはこちらのほうが圧倒的に多いわけですから、ちょっと延滞率が上がるだけでものっすごいインパクトあります。どこの国でも景気が悪くなり始めるとローンの延滞率というのは上がってきます。これ自体は珍しいことじゃありません。問題はそれが今であるということ。お金の貸し手である金融機関が瀕死の状態にあって青息吐息。多少の衝撃であれば受け止めて吸収できちゃう、という余裕のある状態じゃないですからね。


そして、先週お話しした(http://jovivi.seesaa.net/article/107924416.html
)リーマンのCDSを結局誰がいくらずつ引き受けていたのか、田中君は誰なんだ、というのはまだ判明していません。もちろん総額は分かっているわけですが。で、来週23日にはワシントン・ミューチュアルのCDS清算があります。
そういえば、先週書いたCDSの話に皆さんの関心というか反応が非常に高かったのが印象的でした。ものっすごく驚きました。みなさんから次々に寄せられるコメントを見て、「え?????え?????なんでなんでなんで?????」と当惑してました。この辺が不思議でしょうがないところです。
よもやこのブログでCDSの話をすることになって、このブログの読者の方がそのCDSの記事に強い関心を示す、なんて事態は3年前にこのブログを始めた頃は想像すらしませんでしたが・・・
CDSの話など普通の人であれば一生かすりもせずに生きていくものだと思っていましたが、こんな時代が来るとはね。そんなものは本来、個人の資産運用のために必要な知識でもなんでもないんですけどね・・・
つくづく凄い時代だなと痛感します。このブログの趣旨をずらしてはいけないので、こういうのばっかりやるようなことをするつもりは毛頭ありませんが、まぁ知っておいても損はないかなとか、ひょっとしたら理解に役立つかな、というようなものについてはこれからも折を見てお話ししていきたいと思っています。

今週は、シティグループやJPモルガン、メリルリンチ、ウェルズファーゴなどの決算発表があり、どこの決算もまぁ悪かったわけで、シティとJPは250億ドル、モルスタが100億ドル、BONYメロンが30億ドル、の資本注入受入れを発表しました。資本で250億ドルて・・・まぁしょうがないでしょう。

問題はこれを受けて来週以降、信用不安がどの程度解消されていくかです。ドルのLiborは少し低下しましたが、それでも3ヶ月ものは4.4%と非常に高い状態にあります。(Liborについてはこちらhttp://jovivi.seesaa.net/article/107215456.html
毎日一喜一憂し、メチャクチャな値幅で乱高下する株式市場とは裏腹に、短期金融市場は緊張しっぱなしの状態が続いています。その緊張感のある状態を全く意に介せずに乱高下する株式市場も、前日の欧米市場の動きのみに振り回される東京の株式市場も・・・やれやれという感じ。付き合う気も絡む気もおきません。

なんか疲れちゃった。今週はこんな感じです。


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作者:ジョン太郎

更新日:2008年10月18日 15時4分

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昨日の注目イベントと今週の話と頂いたコメントのお返事とCDSの仕組みなんかも。

物凄い歴史に立ち会っていますね。

まずは、たくさんのコメント頂いて、ありがとうございました(http://jovivi.seesaa.net/article/107560354.html#comment)。大変嬉しいです。そして、お返事が遅くなってしまってすみませんでした。いつものようにこの記事にまとめて、になっちゃいましたけど、本当にありがとうございます。

1箇所だけコメントさせていただきますと、マシューさんのコメントにある、「金融がGDPの60%といわれる米国」というのは誤りです。アメリカのGDPというのは約1400兆円でその60%というと840兆円で、さすがにそこまではいきません。アメリカのGDPの大半を占めるのは個人消費です。今の状態に至っても例えばIMFはアメリカのGDPは今年よりも伸びる予想(成長率は少なくなるが、それでも成長するという予想)をしていますし、GDP成長がマイナスになると予想されるイギリスなどでもそのマイナス幅は1%とか2%程度といった予想になっています。GDPの何割もが吹っ飛んでしまって何十%もGDPがマイナス成長する、と予想されてる国は一応今のところありません。


私にとっては、今週発表されたウォルマートやコストコの売上が伸びていたこと、や住宅価格の下落が続いている中でNARが発表した中古住宅成約指数が大幅にプラスになっていたのが印象的でした。ちょっとびっくりした感じです。これで相場を楽観視するつもりは全くありませんが、ちょっとポジティブサプライズといったところです。



「どこの株式市場が何%下げた」「たった●●間に▲%も下落」「◆◆以来の■番目の下落幅」「★以来の水準まで下落」とかってニュースは、もう散々みなさん聞いていらっしゃると思うので、そういう話はもういいでしょう。

もちろん、私もこんな凄い相場を経験するのは初めてですが、2000年から2003年までの頃も、2007年からのサブプライムローン問題の相場を知らない当時の人々にとっては「かつてない」相場でした。ITバブルの崩壊に始まり、日本の不良債権問題の深刻化、米国同時多発テロ、エンロンとワールドコムというアメリカの巨大企業の粉飾決算による破綻とそれに伴う会計不信、日本ではマイカルの破綻とそれに伴う史上初のMMFや中国ファンドの元本割れ続出、大手金融機関への公的資金注入、アルゼンチンのデフォルト・・・と物凄いイベントが矢継ぎ早に発生し、2003年4月にりそな銀行に公的資金が注入されるまで、2000年の4月に20,000円以上だった日経平均は3年で7,608円まで下落しました。

その後日経平均は8月には10,000円を回復、7,608円の3年後の2006年3月末には17,000円台を回復しました。ここら辺から投資を始めた方にとっては「初めて経験する暗黒局面」だと思いますが、2000年~2003年を経験した人にとっては、「あの時よりひどいかもしれないけど、あの時だってかつてないほどの暗黒局面だった」という感じのはずです。私はブラックマンデーの時は小学生でしたが、1987年のブラックマンデーのときは1日で、ダウで-23%、日経平均で-21%の下落をしました。もっと古い歴史を辿れば、1920年代の昭和恐慌の時なんかも、もの凄い局面でした。なんせ全国で欠食児童が続出、娘を売ってしまう親が続出、という感じでしたからね。もちろん、金融のグローバル化も今ほど進んでいませんでしたし、金融技術もさほど発達しておらず、金融・経済システムは今ほど複雑ではありませんでしたので、「ここまでひどく」はありませんでしたが、当時としては「かつてないほどひどい」状態でした。何が言いたいかって、過去の歴史でも「かつてないほどのひどい状態」ってのは何度もあって、それを乗り越えてきて今があるんですよってことです。前にもお話ししましたが。日経平均株価は100円以下だった時代があるわけで、それから何度も「かつてないほどひどい局面」を経験して、今の水準に至っています。まぁ、だから安心ですよとか、こんなん大したことないですよなんて言うつもりもないし、実際物凄い相場だと思いますし、私も初めて経験する局面に驚きの連続ですし、いつ底をうつんだとか、こんなのがいつまで続くんだとか、って不毛な議論をするつもりは全くありませんが、相場が難しい局面を迎えるのは初めてじゃないですよ、ってことだけ皆さんにお伝えできればと。世界記録は何度も更新され続け、そのたびに人々は驚かされてきたわけです。


しっかしアイスランドは凄いですね・・・突然のユーロペッグ制移行→1日で廃止。ペッグしますと言ったものの、全然無理でしたね。ペッグってのは宣言するだけじゃだめですからね。「このレート±●%の幅で固定にしますよ。この幅を超えたらすかさず介入して無理矢理●%以内の幅に収まるレートに戻しますよ。」と言って、市場参加者たちを強制的にそのレートに向かわせていくのがペッグ制。(ペッグ制について詳しくはこちらhttp://jovivi.seesaa.net/article/98793343.html
暴落する通貨をペッグさせるには、暴落する自国通貨買いユーロ売り、をしなければならないわけで、それが無理でしたって話です。格付けもガンガン引き下げられてます。そして、ロシアに緊急融資を依頼。「あっちこっちの国に頼んだけど誰も貸してくれなくって本当に失望したよ」ってコメント付き。で、結局貸してくれたのは、アイスランドのお得意様と言われているロシア。もちろんアイスランドが吹っ飛んでしまったら困りますから貸します。アイスランドは国内の銀行の負債総額がGDPの12倍もの規模に達している国ですから、国が金融機関を支えること自体が困難な状態です。ハイパーレバレッジの国ですからこれはしょうがない。無理が歪みを生み歪みが突然の大きな変化を生むのは必然です。それまでにかかるの時間は柔軟性と耐性の問題だけで、それすらもちょっとしたきっかけで早まります。


ロシアの株式市場が取引停止になって騒がれてますが、他にも、インドネシア、ウクライナ、ルーマニア、コスタリカ、なんかも止まってたみたいです。一時取引停止なんて、そこら中の株式市場で発生してて挙げたらキリがないほどです。ロシアはロシアらしいというか・・・以前から言ってるように、これがカントリーリスクです。ロシアへの投資というのはこういったカントリーリスクが伴うもの、なのです。カントリーリスクのある新興国へ投資というのは、投資した株がうなぎ昇りに上昇していく夢のような儲け話、ではないのです。こういう機会にこそリスクを無視したり軽視することの恐ろしさを再認識し、基本の大切さを見つめ直し、糧とし経験とし、次の暗黒局面で今よりもっと強くたくましく生き抜く力をつけていきたいなと私自身も強く思います。

マーケットの停止で驚いたのは日本の国債の先物市場で、日本国債の先物が急落して取引中止になったことです。国債すら現金化、国債すら持てずにとにかく手元のキャッシュを厚めに・・・というわけです。短期金利も上がりまくり。誰も資金を出しません。ひたすらみんな手元にキャッシュを、という状態。

その背景にあるのは、昨日の注目イベントです。皆、ツバをゴクリと飲んでその瞬間を待ちました。あらゆる手を打ち、あらゆる策を講じ、なりふり構わず、後先を考えず、ひたすら手元の資金を厚くしてその日を迎えました。そのイベントはG7ではありません。G7ももちろん注目が集まったイベントですが、彼らが手元にキャッシュを貯めこんでるのはG7の動向を注視して、とか、G7の決定内容を見守って、とかそういったレベルの話ではありません。日本の新聞やテレビはG7、G7言ってますが、昨日というか日本時間だと今朝、破綻したリーマン・ブラザーズのCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の清算がありました。

CDSってのは要は倒産保険契約です。私がヴィヴィ子に10万円を借りる。ヴィヴィ子は私のことをあんまり信用してなくって、万が一私がばっくれて借金を踏み倒すようなことになったら怖いなと思い、田中君に相談します。田中君は、「僕に保険料を100円払ってくれたら、君がその取引で損をした金額を僕が埋めてあげよう。100円という保険料は僕がジョン太郎のことを調べて彼が逃げる確率なんかから計算した金額だよ。」と言いました。ヴィヴィ子は喜んでその保険に入り、保険料の100円を払います。田中君の商売はこの100円を集めても儲けるもの。同じ契約を100人として、10,000円集めて、実際にそのうちの1人がお金を貸した相手が逃げてその穴埋めを3,000円しても7,000円の儲け、という具合です。ところが、ジョン太郎はばっくれはしませんでしたが、泣きを入れてきました。「お金は8万円しかありません。これでカンベンしてください」と言っています。もうジョン太郎には返済余力がなく、諦めたヴィヴィ子は8万円で手打ちとします。そして、この時のためにかけていた保険の請求に田中君のところに行き、田中君から損をした2万円を受け取り、穴埋めをしてもらいます。めでたしめでたし。ヴィヴィ子、よかったね。この仕組みがCDSです。

先月、アメリカの大手金融機関のファニーメイとフレディマックが破綻しました。彼らにお金を貸していた人たちがかけていた保険の総額、CDSの金額は2,000億ドルでした。先日、10月7日には両社のCDSの清算が行われ、保険料を受け取って保険を引き受けていた人たちが、保険をかけていた人たち、つまりファニーメイやフレディマックの債券を購入して両社にお金を貸し、万が一のために保険をかけていた人たち、に、「貸していたお金が返ってこなかった分を穴埋めする金額」を保険金として支払いました。その額は425億ドル。ファニーメイとフレディマックは国有化され、株の価値は吹っ飛びましたが、おかげで債券価値の下落は抑えられたため、債券価値の下落幅は小さく、つまり穴埋めしないといけない債権者達の損失額は意外と少額で済みました。そして、今度はリーマンブラーズのCDSの清算が昨日に控えていました。

リーマンブラザーズを対象にしていたCDSの残高は4,000億ドル。リーマンブラザーズは既に吹っ飛んでしまっており、債券の価値は既に10分の1にまで下落していました。もしこのまま10分の1の金額で、債権者達の損失額が確定した場合、4,000億ドルの10分の9、つまり3,600億ドルを保険を引き受けた田中君は、お金を貸して保険をかけていて実際に損をしたヴィヴィ子に払わないといけなくなります。3,600億ドルって30兆円以上です。たった1社のCDSの清算で、今回すったもんだがあった70兆円「もの」不良債権買取法案、の金額の半分以上の金額の決済が必要になってしまうわけです。そして問題なのは、その保険を引き受けていた田中君は果たして、その3,600億ドルの保険金を支払うことができるのか、という部分です。もし、万が一、田中君が3,600億ドルの保険金を払うだけのお金がなく、すんませんでしたと泣きを入れて倒産した場合、3,600億ドルの保険がもらえるはずだったヴィヴィ子が泣き、だけでは済みません。

問題なのは、田中君にお金を貸していた人たちは、田中君の破綻を対象にしたCDSを誰かと結んでいるという点です。すると、田中君の破綻を受けて、田中君にお金を貸していた人たちのかけていた保険に対して、またその保険を引き受けていた別の誰かが保険金を支払わなくてはならなくなります。そしてその保険金を支払えずにその保険を引き受けていた人がまた倒産・・・という連鎖が起こる可能性があります。これがCDSの怖さです。

そして、ドミノの1つ目としては申し分のない、リーマンブラザーズが破綻しました。そして、下落した債券価値を元に、リーマンブラザーズにお金を貸していた人たちの損失額を確定し、支払い保険額を確定する日、が昨日でした。リーマン・ブラザーズの債券の損失額確定のための債券価値は残念ながら市場予想よりも若干安く、1ドル当たり8.625セント、つまり8.6%の価値しかないということになり、保険金の清算は確定した損失額の91.375%に対して行われることになりました。そしていよいよ、この損失額と支払い保険金額が確定して、保険金の支払いが実際に行われ、この保険を引き受けていた人が明らかになり、その人たちが支払う保険金の合計額は約3,650億ドルで、その各社内訳が分かってきます。金融機関は皆、これに備えて手元のキャッシュを厚くしているのです。短期金融市場で金融機関同士がお金を融通し合うことができず、誰も資金を出さずひたすら手元にキャッシュを溜め込み、事業会社への融資も絞るようになり、REITなどレバレッジを効かせた商売が資金調達で首が回らなくなって軋んでもなお資金を滞留させ、流動性の低いものから流動性の高いものへ、リスクの高いものからリスクの低いものへ、ガンガン資金を動かしている、そんな動きのドミノの1つ目は昨日のリーマン・ブラザーズのCDS清算でした。2つ目のドミノが倒れてしまうのか、2つ目のドミノが踏ん張ってそこで止まるのか、で今後の展開は大きく変わってきます。果たして、3,650億ドルは無事支払われるのか、その3,650億ドルを払った金融機関が破綻して新たなCDSの清算を招くのか、それとも無事事前に準備してあったキャッシュでCDSをキッチリ清算して連鎖をそこで食い止めるのか、が注目されます。もちろんそこでガチっと止まれば、これは間違いなく明るいニュースになります。金融機関が抱える恐怖心と猜疑心は大きく和らぐでしょう。もしフタを明けてみたら、超大金持ちがこのCDS契約を一手に引き受けていて、