
アナリスト斎藤 登美夫 氏のマーケットウォッチをアーカイブしています。
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08月06日 水曜日 欧米市場 予想レンジ 107.80-108.60円
本日の東京タイムはユーロが小高い。それほど大きく上昇したわけではないが、対ドルや円などでユーロは堅調に推移している。発表された独コメルツや仏BNPパリバなど欧州系金融機関の決算が予想よりも良好だったことを受けて、欧州の金融不安が和らいだことが好感されていた模様。
一方、ドル/円は通貨オプションの防戦売りなどをこなし、一時108.55円レベルまで上昇したものの、その後はやや上げ渋った。
本日の早朝にレポートしたストラテジーは、打診的なドル/円の戻り売り。その後の東京タイムにはエントリーレベルである108.30-40円へと到達したため、現在はドルショート・ポジションを保有中。
テクニカルには、形成していたボックスの上限である108円半ばの突破が現実味を増しつつある。6月16日に示現したドル高値108.57円を越えると、強い抵抗という意味では明確な上値メドが見当たらず、110円レベルまでのドル続伸を否定出来なくなりそうだ。攻防の分岐点と言う意味で重要な108円半ばをめぐる攻防には引き続き注意を要したい。
なお、基本的なリスクは上方向だと思うが、レンジ抜け叶わずドルが反落へと転じる展開にも一応要注意。
そうしたなか、本日の欧米タイムに注目されるのは、まず原油価格の動向か。120ドルの大台を割り込み本格的な調整局面入りを示唆するNYの原油価格が、NYダウなどの株高とあわせてドルの買い安心感を醸していることは間違いない。また、後者の株価動向と絡めていえば、発表されるアムバックやフレディマックなどの決算発表にも注意する必要があるだろう。
以上のような状況を踏まえたストラテジーは、まず保有しているドルショート・ポジションの利益確定。そのレベルは108.00-10円まで引き上げたい。それに対するロスカットレベルは108.60-70円で、こちらは据え置き。